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北見通運株式会社は北海道北見市を拠点とする総合物流企業です。

TEL. 0157-66-1200

〒099-1587 北海道北見市豊地93番地1

創業70周年を迎えましたnews release

2020年9月1日

2020年9月1日 当社はおかげさまで本日、創業70周年を迎えました 


ご挨拶

当社は、戦後復興の途に就いた昭和25年2月、太平洋戦争当時の戦時下にとられた国策会社日本通運株式会社への統合政策の廃止に伴い施行された通運事業法を受け、新免許を取得したうえで“新生”北見通運の設立を構想、同年5月に免許を取得、7月に会社を設立し、9月1日より旧国鉄北見駅において営業を開始致しました。荷主様をはじめ、多くの皆様方にお支え頂き、本日ここに、創業70周年を迎えることができましたことに、衷心より感謝と御礼を申し上げます。

創業時の当社は、社員が事務職と作業職11人、4tトラックが2台、馬車3台からの始まりでありました。通運の実務に精通し陣頭指揮を執った舛川孝一(二代社長)は創業当初の苦難の時代、危機に直面した時には「皆和協調せよ」と号令し、全社一丸となって乗り越えたそうであります。その精神は今日の北見通運においても、企業文化・風土としてしっかりと根付いており、「社是」として受け継がれています。

そして、当社の事業の在り様も、時代の変遷、産業の盛衰を経て、現在の姿となりました。言うまでもなく北海道の基幹産業は、農林水産業からなる一次産業であり、日本の食料基地としての役割を担っております。その物流に一番適した“大量性・定時性・環境性”に優れた鉄道コンテナ輸送の取扱いを強みとして、オホーツク管内で収穫される農産物を、圃場からの集荷、選果作業、出荷、そして消費地までの輸送を一貫して対応する総合物流企業として、「食糧基地北海道」の物流の一端を担わせて頂いております。これからも、その事業の根幹を成す環境を生み出して頂いている生産者様、流通業者様、さらに基盤整備にご尽力頂いている多くの皆様方への感謝を忘れることなく、業務に精励して参ります。

今回迎えました創業70周年に際しましては、その10年前の60周年当時、創業時より長年お世話になって参りました日清製粉㈱北見工場様の閉鎖、さらにJR貨物様の減便・廃止表明など、当社の経営の根幹を揺るがす状況に鑑み、一切の祝賀行事を見送った経緯にありました。しかしその後、お世話になっております多くの皆様方のお支えと、社員各位の奮闘により、この10年間で業績も大幅に伸長させ、財務内容も充実したなかで今回の周年を迎えることが出来ましたことから、創業70年目のスタートとなる昨年9月2日から本年9月1日の創業記念日までの1年間を「謝恩期間」と位置付け、当社をお支え頂いている皆様方、地域への“感謝の気持ち”を表現させて頂くために5つの創業70周年記念事業を企画いたしました。そのうちの1つ“次代を担う子供たち”を対象とした「記念講演会」につきましては、コロナ禍の影響により開催中止と致しましたが、次の4つの記念事業を実施させて頂きました。
■「一般財団法人北見通運こども応援基金」の設立 ■「北見赤十字病院・日本赤十字社」への寄付 ■「通学路見守り街頭防犯カメラ」の寄贈 ■「玉ねぎチェア」の寄贈

現下の社会・経済情勢は、新型コロナウイルス感染拡大の収束が未だに見通せない状況から、これまでごく普通であった日常や社会の情景が、もはや過去のものとなり、様々な“時”の過ごし方を失い、季節感すら味わうことができなくなっております。そのことが経済に与える影響は根深く、深刻さも増しております。人々の暮らしが変わってしまうということは、社会や経済の仕組みもそれに適応を迫られるということであります。当社の事業への影響を予測することも難しく、困難に直面することも覚悟しなければならないと思っております。しかし、先人達がそうであったように、危機に直面しても怯むことなく、食糧基地北海道の物流を支える気概を持ち、企業理念とする“地域に根ざしー未来へ”力強く邁進し、これからも、当社にお寄せいただくご期待に応えて参る所存でございます。

創業70周年記念広告
【令和2年9月1日付 北海道新聞朝刊15面掲載原稿(著作権所有者二次利用許諾済)】

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地元情報誌「経済の伝書鳩」に掲載された北見市長表敬訪問記事
【令和2年9月1日付 (二次利用許諾済)】

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創業70周年記念事業のご紹介






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